大学留学のためのQ&A その他
留学生活にまつわる、さまざまな疑問や不安にお答えします。留学中どんなことに気を付けるべき?病気になったらどうしたらいい?アルバイトはできるの?など、気になる疑問にお答えします。
目次
海外での生活全般で、一番多いトラブルって何?
病気になった時はどうすればいいの?誰に相談すればいいの?
海外で留学生がアルバイトしてもいいの?
車はあった方がいいの?国際免許は取得するべき?
どうすれば、卒業後に海外で働くことができるの?
海外での生活全般で、一番多いトラブルって何?
日本にいる感覚で過ごしているため、貴重品の紛失や不注意からくるトラブルが多い傾向にあります。気を引き締めておきたいですね。また、日本でも海外でも同じだと思いますが、金銭的なトラブルが多いようです。お金はしっかり自己管理するようにしましょう。うかつに人にお金を預けたり、貸し借りはしないようにすれば防げる問題です。
病気になった時はどうすればいいの?誰に相談すればいいの?
誰かと一緒に住んでいる場合には、ルームメイトやシェアメイトに相談しましょう。ホームステイの場合にはファミリーに伝える、また、学校にいる場合には、ヘルスセンターに行き薬をもらうこともできます。留学エージェントの現地オフィスのスタッフに伝えるなど、とにかく、誰かに助けを求めましょう。そうすれば気にかけてもらえ、必要であれば病院に連れて行ってもらえることもあります。たとえ病気になったとしても、基本的には自分から行動をしないといけない場合が多いです。
また、留学前に加入した海外留学生保険の会社に連絡をして、そこから日本語のできる医師のいる病院を紹介してもらうことができます。ホームステイであれば、その家のホーム・ドクターに診てもらってもよいでしょう。いずれにしても、留学前は必ず海外留学生保険に加入しておきましょう。
海外で留学生がアルバイトしてもいいの?
アメリカ、カナダの大学の場合は、キャンパス内のみでのアルバイトが許可されています。オーストラリア、ニュージーランドの大学の場合は、受講するコースによってキャンパス外でのアルバイトも可能です。また、キャンパス内の仕事であれば、期間や許可に関係なく週20時間までアルバイト可。ただし、学期中は学業に追われアルバイトをする時間はまったくないと考えておきましょう。
車はあった方がいいの?国際免許は取得するべき?
長期に渡り滞在するわけですから、必要であれば購入することも可能です。しかし、車を維持すると保険料や車検などでかなりの出費が伴います。国際免許を持っていれば必要な時にレンタカーを借りることができますので、当面は車無しでも生活できる環境を選んだ方がよいでしょう。(国際免許は各都道府県の警察署や運転免許センターなどで申請できます。)
オーストラリアでは21歳未満の方がレンタカーを借りるには、追加の保険が必要になります。また、小さなレンタカー屋では、21歳未満には貸してくれない場合もあるので注意が必要です。
保険の費用や事故の危険性を考えると、どうしても必要でない限りは車の使用は避けた方がいいかもしれませんね。
どうすれば、卒業後に海外で働くことができるの?
卒業後海外で働くには、まず学生ビザからビジネスビザへの変更が必要です。ビジネスビザを取得するにはスポンサー(雇用人)からの申請が必要になります。現地で必要とされているスキルを持ち、スポンサーがいる場合はもちろん働くことができます。しかし、卒業時の雇用状況により、必ず仕事が見つかるとは限りません。
アメリカの大学を卒業すると、卒業しても1年間までは、アメリカに滞在して、専攻と同じ分野の仕事に就いてもよいという制度を受けることができます。OPT:Optional Practical Training と呼ばれ、期間中のビザは、学生ビザ(F-1ビザ)です。働く権利は得ることができますが、就職できるかどうかは本人の実力次第です。日本語と英語の2カ国語ができる以外にも、何か専門的なスキルがあれば就職しやすいでしょう。
また、なおSTEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics)と呼ばれる理工系の分野を専攻すると、このOPT期間は最長で3年になります。